教育情報 No.16
2020/09/17
来春の公立高校入試、出題範囲が縮小される⁉
文部科学省の通知を受け、2021年度の公立高校の入試で、出題範囲を縮小する自治体が出てきています。東京都は、英数国理社の5教科すべてで、中1・中2の2年間分と、中3の7か月程度までに学習可能な内容を出題するにとどめ、三平方の定理などに関する出題を取りやめる方向です。奈良県は、数理社の3教科で出題範囲を縮小。神奈川県は、数理社の各教科書で最後に習う内容は出題しない、漢字と英単語は、教科書によって学ぶ順番が異なるため、中3で新たに学ぶものは出題範囲から除く、としています。今後の状況によっては、縮小する自治体がさらに増える可能性もあり、注意が必要です。