算数おもしろコラム　NO7　

クリスマス等プレゼント交換会で、1つずつ用意したプレゼントを全員分集め、ランダムに1つずつ配ることにします。全員が自分の用意したプレゼント以外を貰えれば成功とします。では、参加者が５人の時と50人の時ではどちらが成功しやすいでしょう。このような物事の起こりやすさは、確率で表せます。例えばジョ－カ－を持つ相手からカードを１枚ひく時、どのカードもひく確率も同じなら、ジョ－カ－をひく確率は相手のカ－ドが２枚の時は50％になりますが、１０枚の時は１０％です。この例から、交換会でも人数が多い方が成功しやすそうですが、実はどれだけ人数が増えても成功する確率はあまり変わらないのです。上記のような交換会を成功させるには、人数を増やすより工夫が必要ということですね。