算数おもしろコラム　NO8　

今年の2月は28日までで、4年に1度のうるう年は29日になります。これは、現在の暦が古代ロ－マの暦をもとにしているからです。古代ロ－マのヌマ暦では、1年を12の月とし、7つの月が29日、4つの月が31日、現在の2月にあたる1年最後の月のみ28日で、1年は355日でした。でも、このままでは季節と日付がずれてしまうので、およそ２年に1度、うるう月を入れて調整していました。カエサル(シーザ－)の時代に、2月以外の月の日数を30日か31日とし1年は365日に、4年に1度のうるう年を366日にするユリウス暦となりましたが、2月の日数は28日か29日のままで、それが現在も続いているわけです。2月29日生まれで「私は4年に1度しか年をとらない」と自慢する人がいますが、同じような自慢をする人が昔もいたのではないでしょうか。